Xbox専用サーバーの構築
このページでは、Xbox向けの専用サーバーの構築方法を知ることができます。
この手順で構築するサーバーには、Xbox Series X や Xbox Series S のほか、Xbox One や Microsoft Store からダウンロードした Windows PC 版が接続することができます。
なお、現時点では Steam 版とのクロスプレイは行えません。
Steamのセットアップと専用サーバーのダウンロード
この手順は専用サーバーの構築と同様です。
なお、SteamCMD を使用することでアカウントを作成することなく構築を行うことができます。
専用サーバーの設定を変更して接続を許可する
デフォルトでは Steam 版向けの設定となっているため、この設定を変更して接続できるようにします。
まず、対象の設定ファイルを出現させるために、専用サーバーの起動に従って一度サーバーを起動して停止します。
停止が完了したら、下記設定を行います。
- Windows - SteamCMD の場合
- Linux - SteamCMD の場合
steamapps\common\PalServer\Pal\Saved\Config\WindowsServer\PalWorldSettings.ini
に次の内容を書き込んで保存します。
[/Script/Pal.PalGameWorldSettings]
OptionSettings=(AllowConnectPlatform=Xbox)
steamapps/common/PalServer/Pal/Saved/Config/LinuxServer/PalWorldSettings.ini
に次の内容を書き込んで保存します。
[/Script/Pal.PalGameWorldSettings]
OptionSettings=(AllowConnectPlatform=Xbox)
そのほかの設定については、設定ファイルを参照してください。
専用サーバーの起動
下記手順を使用してサーバーを起動します。
なお、Xbox では IP アドレスを入力して接続することができません。
そのため、Xbox を使用したユーザーが参加する場合はコミュニティサーバーとして構築して、コミュニティサーバー一覧から参加してください。
- Windows - SteamCMD の場合
- Linux - SteamCMD の場合
ダウンロード先のディレクトリへ移動します。
通常は、SteamCMDをインストールしたディレクトリ配下にあります。
cd .\steamapps\common\PalServer
PalServer.exe
ファイルを実行しサーバーを起動します。
PalServer.exe
ダウンロード先のディレクトリへ移動します。
SteamCMD上でインストールディレクトリの設定を行っていない場合はホームディレクトリにあります。
cd ~/Steam/steamapps/common/PalServer
PalServer.sh
ファイルを実行しサーバーを起動します。
./PalServer.sh